先日とある書店で『風の薔薇』1号から3号までを入手する。
特に第3号の「シュポール/シュルファス」特集は必見。
もはやその名前さえ記憶から消えつつある美術運動だけに、
貴重ではある。


松岡正剛編集『遊』1008号もあわせて手に入れる。
遊び心たっぷりだが内容は充実。
1979年だけあって、時代を感じさせるデザイン、そして広告。
それが面白い。


写真家では藤原新也、大西成明、杉本博司も写真を掲載しているけれど、なんだか変な組み合わせだ。


巻末の「遊人紹介」では、この雑誌の同人の写真が載っている。
戸田ツトム秋山邦晴、木幡和枝(若い!)、荒俣宏灰野敬二(丸い!)、楠田枝里子(濃い)など、これはこれで貴重な写真かも。松岡正剛はちょっと「陽炎座」の頃の松田優作っぽいが、小林亜星はほとんど変らず。
タイガー立石遊人だったとは。彼が「観光芸術」をやっていた頃のこと、最近知りました。