国立国会図書館

 行ってまいりました。やはり「最終手段」だっただけに、実は今まで行ったことなかったのです。入り口から荷物はロッカー、利用証発行等、厳重な手続き。そして端末で請求(待ち時間約15分)、貴重書は別室にて閲覧強制、コピーは職員が行うため、コピー申請書を発行して記入、複写センターでチェック後に30分以上待たされてようやく複写完了。この作業で半日終りました。利用よりも保存重視というのは分かるが…なかば憔悴。

 すべての書籍は国会図書館に納本する、というのがあるので(実質的には定価の半額で購入という形をとっているらしいが)、原則国内で出版された本は国会図書館に入っているということになるが、どうしても漏れるものがある。ひとつは展覧会カタログ、そして写真集。自費出版ものなどは入っていないというのは当たり前に近い。でもマンガ本はちゃんと納められていて、閲覧室を見回すと30代後半くらいのオジサンが少女コミックを読み漁っている姿もある。確かにここにしかないかもしれないけれどさ。もしかして研究者か?
ちなみに赤本などの学習参考書は資料的観点から除外されているとのこと。いや、でも資料的価値は少しはあるだろうに。


 ところで建築が気になって検索してみたんですが、前川國男建築事務所の設計なんですね。建築関係の方には常識かもしれませんが、知りませんでした。確かにあのタイル張りは前川っぽいな、と後から思う。


ついでに国会図書館の歴史を紐解くと…初代副館長に中井正一
?ほんと?ちょっと意外。