週末まで

水曜から四日間、どっぷり打ち合わせの日々。


水曜、スミッソンの内容詰め。担当者と批評のことについて語り合う。
批評家よりも哲学者の作品分析のほうがいい、というのは一面正解、
しかし留保が必要だと僕は思う。それはおそらくリスクの問題。
高見から世界を構築してもアクチュアリティはだせないだろう。


木曜、雑誌編集の打ち合わせ、戦中期のアサヒカメラを精読。
コピーだけだったので実物が見たい。


金曜、クスモトさんと酒席にて打ち合わせ。
次の日仕事なので僕だけ早めに帰るが、会は深夜まで続いたという。


土曜、都写美でカネコさんに会う。
なかなかどうして、貫禄のあるお方。色々なお話を聞けたし、
考えさせられることも多々あったわけで、これは課題というほかない。


日曜、実家の近くの病院で祖母の見舞い。
病室まで行くともぬけの殻、どうやらすでに食事に行ったようだった。
祖母は重度の障害のため車椅子での食事をしていた。
スプーンで口まで運んであげようとしたが、自分でやるからと断られた。
私はここまでできるようになったのよ、と僕に見せたがる祖母が健気にみえる。