ようやくカネコさんと連絡が取れたので、
そろそろ動き出しますか…(ナカバ業務連絡ギミ)。



はじめて『大航海』を買ってみる。
数年前に木田先生の連載をやっていると聞きつけ、
どこに載っているのか調べてみて見つけたのが、この雑誌でした。
図書館にも本屋にも置いてなかったのに、
最近では近場の本屋でも売るようになったようです。
でも、すでに連載は終了してしまっているわけで。
もうちょっと早く欲しかったな。


今号はラカン特集でした。
最近のラカン動向、結構興味深い。
そうか、今アメリカでは『アンコール』読解が盛んなのか。
多和田葉子
『アンコール』を日本語とドイツ語で訳した人?
小説家?うかつにも知らんかった。

旅をする裸の眼

旅をする裸の眼



地理学系の書籍を借りる。
ところでソジャは地理学界では寵児だったのだろうか?
それとも異端だったんだろうか?

ポストモダン地理学―批判的社会理論における空間の位相

ポストモダン地理学―批判的社会理論における空間の位相

第三空間―ポストモダンの空間論的転回

第三空間―ポストモダンの空間論的転回

デカルトからベイトソンへ―世界の再魔術化

デカルトからベイトソンへ―世界の再魔術化




あたまがはっきりしない。手の感覚も、どこか不鮮明。
文字が意味を剥奪されて、文字の形と音素のみが眼に飛び込んでくる。
そこで一時間ほど、散歩してみた。


夜の街は人通りが途絶え、
ただマンホールの下で流れる水の音のみが聴こえる。


歩いていると、意外にでくわすタヌキ。
帰路につくまでに3匹とすれ違った。
彼らはこちらを気にかけながら、
とてとてと木々の間に消えていった。
そうか、ここは多摩だったっけ。


砂利道を歩いていてスミッソンの映画を思い出す。
はじめに抽象的な全体をみるのではなく、
今歩いているこの砂利、この足、この一歩のリアリティを。
それをひと繋ぎの道筋としよう。
おそらく、その感覚を忘れてはならない。
地図を見るのは、それからでいい。