キム
          
          スー
                    
                    ジャ。

  
  
 
*1 



10月より、ビル・ヴィオラの回顧展が開かれる。それを今年初頭から楽しみにしていたのだが、ロンドンのホーンチ・オブ・ヴェニソン他で開催中のトリスタン・プロジェクトも見たいと思っていたところなので、出品作品に近作がないことが少々残念ではある。とはいえ《グリーティング》(1995)をはじめ代表作が軒並みそろうのはそうそうないことだし、なによりもトリプティック形式の《アニマ》(2000)は是非見てみたかったもので、実はそれほど不満はない。近作の評価が分かれるヴィオラだが、絵画の古典形式を応用するビデオ・アーティストが増えるなかでひとつの分析が出来ないかと考えている私には、ヴィオラを集中的にみることが秋のひとつのテーマになりそうだ。



クラシックなら室内楽曲、特に無伴奏がすき。これは高校の頃から変っていない。
最近はバッハの無伴奏チェロ組曲がお気に入り。音楽に詳しくないくせにかなりの偏食であることは承知してるんですが、密閉された空間にひとつの楽器の音色が響く感覚が好きなのです。だれか生で弾いてほしいなぁ。

*1:明日はダグラス・ヒューブラーのどんよりとした《ロケーション・ピース》が広がるでしょう。