朝日の『論座』に、恐山の記事が載っている。
写真を見ても、言葉を読んでも、恐山の「異様さ」は、
やはり行って見ないとわからない。
ただ、記事を読む限りで、想像していたのをあわせると次のようになる。
彼岸と此岸を隔てる敷居、それが恐山。


先月末に青森に行ったとき、実は恐山に行きかけて止めてしまった。
僕は開館したての青森県美を選択したのでした。
その地に行った目的のひとつがそれだったし、
ツアーに参加するとも返事してしまっていたわけだから、
それほど選択肢があったわけではない。
だけど、今にしてみれば東北そのものが
滅多に訪れることのない地である上に、
その時期が年に一度しかないイタコの大祭である
という絶好の機会を逃したことに、
今更ながら後悔の念がふつふつ湧いてくる。


遺影以上心霊未満
photographologyさんの恐山話。
http://d.hatena.ne.jp/photographology/20060817