カスタムメイド彼氏。

渋谷のとある本屋で発見。

オーダーメイドダーリン―幸せの王子様(ベストパートナー)の育て方

知らぬ間にカスタマイズされる男性たち……ほら、君の後ろにも(冷)

好みの男性を作り上げるマニュアル本である本書は
「データベース的彼氏」改造指南書（もしくは改造キット）です。
まず素材探しには、なるべく我が強くない男性を選んでください（基礎）。
次に彼に身に着けてほしい性格パーツを女性が選びましょう（データ検索）。
さてそれらの装備をいかに彼に装着させるか（データ処理）、それは読んでのお楽しみ。
あっという間に理想の王子様の完成！

…いやいや、つくられてたまるか！！
とうとう彼氏までリメイクの時代到来ですか。

問題は我が強い男性は事前に排除されていること。
俺様的男性も、一極集中型も、やる気ナシ男も、素材には向かないそうです。
我のない性格透明人間と付き合って果たして幸せなのか、さらにそんなリスクを背負ってリメイクしようという気力が彼女たちにあるのか、そこが疑問です。*1

とはいえ、見方を変えてみると、男性が“肯定的に”読むには、「うまく尻に敷かれる方法」とすればいいのか。
だが、それはあまりにも不甲斐なくもあり、言い訳がましくもあり。

◇
データベースということで、こんな本買ってみました。

系統樹思考の世界 (講談社現代新書)

ツリー型思考の特徴を知れば、
データベース型思考との差異を浮き彫りにできるかも、と購入。
意外に著者は農学系の人なんですね。

*1:ちなみに本書は買ってません、あしからず