カントールの美しい戯れとツァラトゥーストラの美しい戯れとの接触ツァラトゥーストラにとって致命的なものである。もしも宇宙が無限数の項からなるとすれば、厳しくも、無限数の組合わせをも包蔵し得ることになり−回帰の必然性は打ち砕かれてしまう。それはたんなる可能性にとどまり、それさえも零と計算されかねない。
ホルヘ・ルイス・ボルヘス 『循環説』

永遠の歴史 (ちくま学芸文庫)

永遠の歴史 (ちくま学芸文庫)


くそ、僕が挙げる本はみんな画像がない・・・。


amateurの語源を探す。
愛する人」という意味のラテン語 amator(アマートル)。
日本語の「素人」というよりも「好事家」に近い。

私がこれから述べようとする考察は、語源的な意味でのアマチュアの考察です。記号のアマチュア、つまり記号を愛する者、都市のアマチュア、つまり都市を愛する者の考察です。というのも、私は都市と記号を愛しているからです。   (ロラン・バルト記号学の冒険』)

記号学の冒険

記号学の冒険


ついでに「すむ」の語源にも行き当たる。
澄む、清む、住む、済むは同根。
意味は「濁った水が沈着する」→「移動するものが停止する」→「開始から終了へ」。
そういえば昔「いる」と「ある」の違いにこだわってたことを想い出す。
身体認識の差異について、木村敏とか援用してたな。

偶然性の精神病理 (岩波現代文庫)

偶然性の精神病理 (岩波現代文庫)