東照宮

いとこと日光東照宮へ行く。


東北自動車道をとばし、数時間を経て東照宮にたどり着く。
入場には1300円。それは高い。しかも眠り猫は別料金。よくやるわ。
お札とか破魔矢とかお守りとかお線香とか言葉巧みに商売に結びつける。


輪王寺の坊さんはこの寺の家紋が「ばらきくのもん」だと教えてくれた。
「ばらきくのもん」? 薔薇・菊の紋、だろうか。
なんかゲームの技の名前みたいだな。
真ん中に船の舵のような車輪があり、その四方を菊が囲む形の紋。
神仏分離政策で輪王寺と二荒神社に別れたはずだが、
この寺は天皇家の紋にあやかっているのか。なんとも。


そういえば神仏分離って可能なんだ。
じゃぁ靖国の分離に応用できないのかな。


輪王寺大猷院に狩野探幽筆といわれる唐獅子の障壁画があった。
安信の唐獅子よりは探幽のほうがうまい、と単純に思う。
筆の運びに迷いがない、か。
朱の飛沫もなぜか探幽のは造形的に組み込まれているような。